本物を体験しよう!

 今、横浜では、みなとみらい地区を中心に国際美術展覧会、横浜トリエンナーレ2017 が開催されています。夏休みニョッキの依頼で美術体験を希望された生徒さんとこの展覧会会場の一つである横浜美術館に行って参りました。ミサミサ先生がこのイベントを選んだのは、今起きている社会問題やさまざまな出来事を国内外の現代アーティストたちの作品を通じて「知って欲しい、感じてほしい」という想いがあったからです。

 

 展示されているのは、立体、絵画、写真、映像などがあり、テーマも実にさまざまです。

 

さまざまな大きさ、素材で制作された作品
さまざまな大きさ、素材で制作された作品

 この展覧会の大きな特徴は、写真撮影ができ、作品によっては、触ったり、作品の中を歩いたり、参加して作ったりと色々な体験ができることです。

 展覧会ではふつう撮影はNGですし、作品に直接触るなどあり得ません。ですから、とても面白い試みを行っているイベントなのです。

 

平面作品であっても、さまざまなテーマ、表現がある
平面作品であっても、さまざまなテーマ、表現がある

 トリエンナーレの素晴らしさは、イベントとしての楽しみだけではなく、目の前の作品を通じてアーティストの想いやメッセージを直接感じられることにあります。

  近年の作品の中にはインスタレーション(直訳で「設置」という意味)といって、作品が置いてある空間そのものに意味やメッセージが込められていることがあります。また、会場を訪れる人も作品の一部である場合もあります。ですから、ネットやテレビ、印刷物で見ているのはもったいない。伝わってくる気迫やエネルギーを、ぜひ本物で体験していただきたいのです。

 

 実際、ミサミサ先生と一緒にトリエンナーレを訪れた生徒さんは、「大きい!」、「怖いよ」、「おもしろ~い」、「これ好き!」と、いろいろな表情を見せてくれました。

 気に入った作品を見つけ、思わずスケッチして、自分の作品にしたり、積み木で自由に遊べる参加型のインスタレーション作品では、30分以上夢中になり自らアーティストになっていました。写真には写っていませんが、実はミサミサ先生も(ボクも)生徒さんと一緒に無我夢中で組み立てていました!

 

お気に入りの「ちび」から新たな作品が生まれた瞬間
お気に入りの「ちび」から新たな作品が生まれた瞬間
大人も子供もみんなアーティスト!
大人も子供もみんなアーティスト!

 大人は、作品横の解説からアーティストの背景や意図を読み取ろうとしがちですが、まずは作品を五感で感じることが大切だと思います。

 

 横浜トリエンナーレ2017 は、11月5日まで開催しています。美術館だけでなく、屋外にも作品がありますので、お時間、ご興味のある方は、是非一度訪れてみてください。

 もちろん、アートですから自分の感性と合うものもあれば、嫌いなものもあるかもしれません。がんばって全てを見ようと思わず、さんぽにでも行くつもりで気楽に行きましょう。

 お子さまと一緒であれば、その時は、お子さまとご自分が発見したことをたくさん話し合ってくださいね。

 

タクタク