ミサミサ先生が今までの経験からお答えします。
A1:
何歳から、という適齢期は特にありません。まず、クレヨンや色えんぴつといった道具、紙やねん土といったさまざまな素材に慣れ、親しむことが大切だと思います。
また、お子さまに具体的に何かを描かせたり、作らせたりするのではなく、自由に、いろいろな色や道具、素材に触れることでお子さまが「楽しい!」と思えるようになることを優先させてください。絵は、紙に描くだけでのものはありません。砂浜に貝や小石を並べたり、指で砂に描くこともできますよね。お子さまと一緒に空に浮かぶ雲の形から動物や人、好きなたべものを連想することも遊びから入る「楽しい」創作活動です。
早くからの体験、という意味では、2歳くらいからでも十分始められるでしょう。でも、自由にさせると家を汚されて大変ですよね。そんな時こそ、アトリエニョッキです。お子さまだけの空間で講師がマンツーマンで「初めて創る」楽しさが得られます。
A2:
手が動かないのは、描きたいもののイメージが頭に浮かばないからではないでしょうか。もちろん、ある程度、絵を描けるようになるには、たくさん描く必要があります。でも大切なのは、上手に描けるようになることではなく、絵を通して自分がイメージした考えや思いを伝えられる様になることなのです。
そのためには、まずご家族でお子さまと一緒にたくさんの体験(思い出)をつくってください。旅行に限らず、近所を散歩して得られた小さな発見でも、スポーツや地域のお祭り、イベントに参加して楽しかったことでも良いでしょう。
できれば、これらの体験の中にご家族が大切にしている事、教育方針などが垣間見えると小学校受験の場合は、なおさら良いと思います。何故なら、絵や工作の答えは、ペーパーの様に1つではなく、多くの体験とお父様、お母様から教わったことの中からお子さま自身が見つけるものだからです。学校もお子さまの絵を通してご家族の様子が分かるからです。
家族で作った大切な体験(思い出)がたくさんあれば準備はできています。あとは、その体験をどの様に表現するかだけ。アトリエニョッキでは、その表現方法のコツを、個人レッスンを通して身につけられます。
A3:
何故できないのかは、お子さまの性格や得手・不得手だけでなくさまざまな要因が考えられると思います。受験する学校によっても要求される内容が異なりますし、お教室の模試と学校の採点基準も全く同じわけではありませんから、模試の点数ばかり気にする必要はないと思います。
グループで一斉授業を行うお教室では、お子さまの個別の分析や細かなサポートに時間をかけられない場合があるかもしれません。そうなると、根本的な原因の解決ができないので焦りますよね。
アトリエニョッキでは、体験レッスンを受けていただき、お子さまが何につまづいているのか、何が必要なのか、限られた時間の中で何をどの様に習得していけば良いのかをご説明し、オーダーメイドのカリキュラムを作ります。
A4:
お子さまの技術的な習得には、ある程度定期的に通われることをお勧めしますが、アトリエニョッキは、固定のカリキュラムを持たない個人レッスンを基本としています。ですから、アトリエに来られる曜日や月あたりの回数も決まっていません。体験レッスンを受けられ、通うと決められた時に、どの様に進めていくかを決めます。ふだんなかなか通いづらい場合は、春、夏、冬のお休みを利用して集中的に取り組むことも可能です。
A5:
まず、きちんと60分間は座ってお話を聞けることがとても大切です。アトリエではこれができるかどうかが入会の目安になります。受験本番では、落ち着き、集中して試験官の指示を理解するための基本的な行動となるからです。また、アトリエでのレッスンはお子さまの能力を引き出し伸ばす場であり、躾を行う場ではないからです。